2023年に見た映画のうち面白かったものおよそ10作ほど挙げる。今年こそは100本見るぞなんて意気込んでいたけれども、ふたを開けてみれば遠く及ばなかった。まあでも気ままに見れたので良しとする。
なんとなく面白かった順に。
名探偵コナン 黒鉄の魚影
グリッドマン・ユニバース
怪物
窓際のトットちゃん
キリエのうた
THE FIRST SLAM DUNK
PERFECT DAYS
スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース
リバー、流れないでよ
ゲゲゲの謎 鬼太郎誕生
そのほか
まずなんといっても『ガルパン第四章』の映像はすごかった。雪上戦の迫力だけ見ると、今年一の映像だったといっていい。他のアニメ映画だと『アリスとテレスのまぼろし工場』、『ユーフォ アンサンブルコンテスト』も深く楽しめた。今年はアニメ映画を見てずっと感嘆していた気がする。邦画については、『ゴジラ -1.0』、『首』が良かった。近年で一番邦画を楽しんだ気がする。一方で洋画は全然当たりがなかった(というか全然見に行けなかった、見に行ったのが何とも言い難いものばかりだった)。唯一これは良かったと余韻を覚えたのは『aftersun』だろう。終盤で流れるUnder Pressureは見終えたあとヘビロテした。
振り返ると、アニメオタク全開のリストになってしまった。仕方がない。アニメが好きだし。
旧作編
『涼宮ハルヒの消失』を劇場で見た。こんなにフィクションを愛する作品だったのかと、心が過去に引き戻された。谷川流にやられました。ほかには『劇場版パトレイバー1&2』。設定は一緒で、二つともよく練られた作品なのに、なぜか方向性が全く違う。1の方はミステリ映画における捜査の楽しみが詰まっている。2の方は日本におけるクーデタをシミュレートした名作SF映画だ。
そのほか劇場で見ることができて良かったのは『パルプ・フィクション』に『薔薇の名前』だろう。『パルプ・フィクション』はまじまじと見るとそのギャグ映画っぷりに笑みがこぼれるし、『薔薇の名前』はあの複雑な原作をシンプルに、それでいて原作の楽しみを損なわず映像化している。来年もぼちぼち名画座には通いたい。
偏愛・殿堂入り・大傑作
アイドルマスター ミリオンライブ! 第一幕・第二幕・第三幕
ミリオンライブの一年だった。ありがとう。実はすごい心配で、上手くいくとは思っていなかった。3Dだし、39人だし、そもそもミリオンライブ!には明確な物語がない。それでも恐る恐る見に行った第一幕の、ToP!!!!!!!!!!!!!を見て、不安が一気に払拭された。ASの影を見て、傑作を確信したPは多いだろう。ありがとう。本当にありがとう。
まだ見ていないかたは、ここから見られるのでぜひ見てください。後悔させません。